
地球から元素が消失を始めたのは物語開始の60年前、2026年、地中海での酸素消失が最初であった。それからほぼ毎年の如く、地球から一つまた一つと元素が消えて行き、それによる陥没等の被害も多発、地球人口は最盛期の十分の一にまで減少。事態を重く見た国連は僅か十年でスペースコロニーを建造し、そこで各種元素の保存及び元素消失現象の原因の追及などを行う。そして、その経緯にて消失した元素は次元を隔てた別次元の地球・ネガアースへ流入し、その星の現住生物に取り込まれQEX(キューエックス)と呼ばれる怪物へ変化させていた事が判明。そこで国連は『エレメントハンター』と云う元素回収チームを発足させる。しかしネガアースへ赴けるのは何故か13歳以下の少年少女だけであった。
コロニーのエレメントハンターチームが元素回収を行うなか、地球の少年少女が三名、それとは全く別の経緯でDr.エイミー・カーに抜擢され、サポートロイドのユノによって強制的にエレメントハンターとなる。それが本物語の主人公、レン・カラス、キアラ・フィリーナ、ホミ・ナンディの三名である。
エレメントハンターのページを開く